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【ETF銘柄解説 -VTI- 】米国株式に最適なのはVOOかVTIか

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今日は【VTI】というETF銘柄の解説記事。


VTIは米国株式全体に投資していく株式タイプのETF。


以前に米国株式に分散投資していく【VOO】という銘柄についての記事を書いた。


VOOはS&P500という株価指数に連動したETF。

コレは米国を代表する大型株の約500銘柄に分散投資する銘柄。


今回紹介するVTIは、米国株に対して更に幅広く分散投資出来る銘柄となっている。



分散投資はリスク分散などのメリットがよく挙げられるが、米国株への投資をするのにVTIとVOOどちらにするべきかの議論は頻繁にされる。


そういった視点も含めて紹介する。



解説していく。





VTIの特徴


バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

  • 設定日:2001年5月24日
  • 配当利回り:1.86%
  • 組入銘柄数:3551
  • 米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動したパフォーマンスを目指す。

組入銘柄数3,551となっている。


米国株の大型株〜小型株までカバーしていることが最大のこの銘柄の特徴。

米国株投資で定番のS&P500(VOO)は約500銘柄への投資となっており、大型株が投資対象だ。

小型株の成長に期待している場合に採用したいETFとなっている。





経費率

0.03%

コスト0.03%は超低コスト。


セクター比率

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テクノロジーがトップ。
近年の米国株のリターンの源泉はテクノロジーだったので、今後も期待してしまう人が多いだろう。
金融、消費サービス、ヘルスケアと続いていく。
ディフェンシブなセクターであるヘルスケアや消費サービスも上位に入っているので、好感が持てる。

SBIソーシャルレンディング

パフォーマンス

2002年1月~2020年3月までのチャートを確認。
まずは折線グラフ。
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そして棒グラフ。
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平均年利7.01%

他銘柄との比較

VTIは全世界株式に投資するETF。

今回は米国全体に投資する【VOO】と比較する。


先に解説すると


VOO+米国小型株=VTI

といったイメージ。







これを理解した上で
2011年から2020年で比較。

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青VTI(全米株)
赤VOO(米株大型)




平均年利は以下の通り

VTI 9.81%
VOO 10.32%


リターン順にするとVOO>VTI


正直大体同じ。



似たような値動きであるのであれば、過去のリターンを参考にVOOでいいのではないかとも思う。



議論の余地は今後の米国小型株の先行きだ。


例えば日本では大型株より小型株のリターンの方が高い傾向がある。


経済が成熟し、人口増加などがストップするとそういった傾向になりやすいといわれている。


米国の小型株が今後リターンを改善するかどうかは分からないが、その見通し次第でVTIかVOOの分かれ目になる。



投資の神様バフェットはVOO(S&P500)を推奨しているから大人しくそれに従うのでもいいかなと思う。


www.pucchix3.com





評価

米国株ETFで一番人気はVOO。



常に一定数VTI支持派もいるのも事実。



正直パフォーマンスの差はそこまで大きくない。



10%変動する時、もう一方は9.8%の値動きとかそれぐらいの範疇。



分散性が高い方が安心感が出やすい。


投資は過去の統計から、今後のリターンの可能性の見通しを立てて銘柄を選ぶ。


過去の統計からいうと若干VOOの方がリターンは優秀。



迷ったならリターンを重視するか、分散性も重視するかで決めればいい。


最終的にパフォーマンスは劇的には変わらないはずだからいい意味でどっちでもいい。。




過去にこんな記事も書いています。


www.pucchix3.com
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