こんにちは、プッチです。
僕はこれまでにインスタグラムを中心にお金の増やし方について情報発信をおよそ2年やってきた。
ブログでもいろんなことを解説してきた。
それでもよく来るお決まりの質問というのがある。
初心者のよく出る疑問というのがあるのだ。
今回から【初心者投資入門シリーズ】という名目でこれだけ知っていれば長期投資を始められるという連載記事を書いていくことにした。
カテゴリで【初心者投資入門】というものを作成したので、今後は新記事を見る際にはそのカテゴリから見てほしい。
初心者向けの記事でこんなのもある。
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今日は生活防衛費についてだ。
簡単に言えばこれはいざという時の貯金みたいなものだ。
僕が投資を始めた頃に読んだ投資入門のような本のほぼ全てに生活防衛費を用意しなさいという内容の記載があった。
それぐらい多くの人に用意しろと言われている生活防衛費について解説していく。
初心者にオススメのお金の増やし方とは
まず生活防衛費の説明に入る前に、何のために生活防衛費を用意するのか明確にしよう。
まずお金の増やし方として僕が初心者にオススメしたいのが【長期投資】ということを明確にしたい。
なぜ長期投資が有利かというとこれを見てほしい。
これは米国株の過去26年間のグラフになる。
この26年間の期間中の平均年利は9.21%だ。
9.21%だ。
これはここ最近のコロナの下落も含まれているし、1999年頃のITバブル崩壊も含まれているし、2007年から始まったリーマンショックも含まれている。
それでいて資産が毎年約1割ペースで増加していたというのは凄いことではないだろうか?
この26年間でここに投資したお金は10.1倍に増えていた。
これこそが長期投資を勧める理由だ。
グラフを見てもらえれば確認出来るが、どのタイミングで投資を始めても数年経過すればみんな利益が出ているようなグラフだ。
これは何も米国株に限った話ではない。
世界中の株価の平均はずっとプラス成長で推移している。
要するに世界の多くの国の株への長期投資で資産は増える見込みが高いということだ。
このデータからこのような資産に早い段階から投資することが重要ということが分かる。
僕はこういったデータを知ったことで長期投資をスタートさせた。
それが今から3年前のことだ。
コロナウイルスに伴う株価の下落もあったが、それもやはり長期投資パワーで利益は今もしっかり出ている。
この長期投資を始めるには、まず生活防衛費というものを用意するところからスタートさせなくてはならない。
説明していこう。
生活防衛費とは
生活防衛費とは日常生活を維持する為のお金のことだ。
万が一怪我や病気、会社の都合で収入が無くなった時に備えるお金のことだ。
万が一に備えるお金のことなので、投資に割り当てるお金とは別のお金ということになる。
具体的には生活費の3ヶ月分〜1年分と定義している場合が多い。
何ヶ月分が正解という絶対的な定義はない。
生活費が毎月20万円の人の生活防衛費は60万〜240万円ぐらいといった感じだ。
独身の人は生活費が安いので少なくていいと思うが、所帯持ちはこれが高くなる。
投資を行う時には万が一に備えて、生活防衛費を用意しておく必要がある。
ちなみに僕プッチは投資を始めた時生活費の半年分の預金があった。
そしてそこから投資と預金それぞれに積立をしていった。
そうやって生活防衛費の蓄えを増やしながら、長期投資をするのも一つの選択肢だと思う。
生活防衛費不足で始める資産運用のリスク
生活防衛費が不足した状況で行う資産運用はリスクが増える。
長期投資は安定しているといえど、短期的に下落することもある。
これを確認してほしい。
これは先ほど載せた米国株のグラフの過去1年半を切り取ったグラフだ。
右側の谷のようになっている部分がコロナウイルスに伴う下落の期間だ。
2ヶ月かけて20%近く下落していた。
この2ヶ月間は多くの日が下落していた。
現在株価は回復してきているが、下落期間中はまだまだ続くという意見を多くの人が言っていた。
生活防衛費を用意しないで資産運用した場合の最大のデメリットが「冷静な判断がしにくくなる」ということだ。
資産の大部分を運用に回してしまうと、損した場合に生活に影響が出ることになる。
そうなってしまうと長期で投資する必要があるのに、下落すると損切りして生活を維持しようと考えてしまう人が多いのだ。
余裕を持って投資をしないと、長期投資を続けるのは精神的に辛くなってしまうのだ。
十分な生活防衛費が足りていない場合はどうすべきか
もし生活費の半年分も生活防衛費が無かったら選択肢は二つだ。
生活防衛費が貯まるまで貯金に専念する。
もしくは
生活防衛費が貯まるまで少額で投資する。
この2択だ。
生活防衛費が貯まるまで貯金に専念する
特に特別な説明はない。w
頑張って貯金してくれ。
新卒などで生活費の半年分の貯金が無いというのは普通だが、アラサー以上でその程度の貯金が無いというのはあなたの家計に問題があると断言できる。
節約、昇給、転職。
全てに目を向けてやれることから探してくれ。
以前にInstagramで固定費削減について投稿した。
お金の節約で一番確実で効果の高い方法だと思うので良かったら見てほしい。
プッチさん アパレル店員投資家 on Instagram: “本当にお金がない人ほどこういった節約は効果が大きい。 給料が手取り20万円前後の人などが月に数万円浮かせることが出来れば、かなり助かるだろう。 つみたてNISAの月3万円が厳しいと感じてる人などは、厳しくなくなる可能性もある。 …”
格安SIMは特に節約効果が発揮されやすい。
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生活防衛費が貯まるまで少額投資する
これは生活防衛費を貯めることを優先しながら、長期投資も始めるということだ。
少なくとも一年以内に半年分の生活費が貯まるような計画を立てられる人などがこれを取り入れてほしい。
少額投資をしたことで、いつまでも生活防衛費が貯まらないようでは本末転倒だ。
例えば毎月2.5万円生活防衛費に貯金し、5,000円だけ長期投資に毎月積立してみるといったような感じだ。
少額投資はやってみると投資がどんなものか分かるし、少しでも挑戦してみるのは素晴らしいことだと思う。
生活防衛費が貯まったらそのお金はどうすべきか
生活防衛費が貯まったらそのお金は必ずキープしなければならない。
減ってはいけない。
なのでローリスクでも基本的には資産運用にまわすべきではない。
例外的に元本割れしない運用ならいいだろう。
個人国債の購入や定期預金などがこれにあたる。
僕は楽天銀行の定期預金に生活防衛費は預けてある。
普通の銀行より金利が高めになっているのでオススメだ。
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とりあえず減らなければいいので、それだけ覚えておいてほしい。
そして生活防衛費が貯まればどんな投資をやるのかを決めていけばいい。
長期投資の方針をどのように決めていけばいいかはまた次回の記事で投稿させてもらいます。
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