どうもプッチです。
最近相場は上がったり下がったり。
2018年以降インデックス投資は利益の出にくい相場だ。
積立投資はそういうのに振り回されずに愚直にやることで、最終的にリターンを出すので特に気にすることでもない。
2018年の秋から年末にかけて、株式相場は世界中で大きな下落があった。
僕はラッキーなことに、その下落を予想出来た。
ラッキーなことに2018年10月には、株式型の資産を全て現金化していた。
そして2018年12月にレバレッジETFを買い付けした。
投資金額がそこまで大きくないので、爆益とまではいかないが利益率はこれまでで一番大きかった。
予想出来た理由を書いたら「マグレだ」と言われるかもしれない。
予想出来た理由としては、相場変動のシグナルがいくつか点灯したからだ。
僕が確認するシグナルは、いくつかある。
大体それらが複数点灯した時だけ、短期や中期の売買を行い利益を上げる。
勝てると強く思える取引しかしたくない。
その為のシグナルや指標の観測をしている。
そのうちの1つの指標を紹介する。
それが『Fear & Greed Index』だ。
これがあると相場が過熱状態なのか、悲観状態なのか分かると言われている。
Fear & Greed Indexとは
言葉の意味からいくと
Fear=恐怖
Greed=欲望
Index=指数
恐怖・欲望指数となる。
日本で同様の指数があったとしても絶対違うネーミングになるなw
上図の画像は2019年3月10日時点のもの。
現在は数値が「55」と表示されている。
ここから相場が上がるのか下がるのか、投資家が方向を探っている状態だろう。
数値は0〜100の間で推移する。0以下または100以上にはならない。
あくまで傾向とされているが
数字が大きいと相場は過熱状態であり、そこから株価の大きな上昇は見込みにくい。
数字が小さいと相場は下落時である傾向にあり、そこから大きな下落は起きにくい。
ポイント
- 相場の過熱度、悲観度を数値化している
- 買われ過ぎ、売られ過ぎの度合いが掴める
Fear & Greed Indexの計算方法
こういった数値の導き方を見てみる。
以下の通り。
- 株価モーメンタム: S&P500 対 MA125(株価の移動平均線からの乖離)
- 株価の強さ: 52週間の最高値と最安値を更新した株式数 (ニューヨーク証券取引所)
- 株価の幅: 上昇している株、下落している株の銘柄数
- プット コール オプションズ: プット/コール オプションの取引量の割合
- ジャンク債の需要: 投資適格債( investment grade bonds)と、ジャンク債の利回りの差
- 市場のボラティリティ: VIXの数値
- 安全地帯の需要: 株式と債券のリターンの差
上記の7つの要素によってFear & Greed Indexは算出される。
この7つのそれぞれは、別に理解しないでもいいと思う。
要するに
株価が平均からどれだけズレているか。
株価と債券のバランス。
オプション取引の状況から相場予想の傾向を掴む。
こんな感じの要素を引っくるめて数値化している。
僕はこの数字を売買の時に、参考にすることがある。
過去の推移
このグラフは現在から過去3年の長期チャートとなる。
2018年を振り返ると2月のVIXショック、10月と12月の貿易戦争などの影響からくる世界同時株安などがあった。
Fear & Greed Indexを見てみると、それぞれの下落時には10付近まで数値の低下が発生しているのが分かる。
ちなみに2018年秋頃に日経平均株価は¥24,000台となっていた。
今よりも大きく高値だ。
僕が秋に保有銘柄を手放した理由の1つに、Fear & Greedの指数が80付近になったからというのが1つの理由だ。
もちろん他にもいくつかのシグナルを併用して、売買を決めたがこれも決め手の1つだった。
常に0〜100で推移する。
20以下は下落局面。
70〜80以上は上昇局面。
割安気味、割高気味の状況が掴みやすい。
そういった傾向が見えると捉えている。
Fear & Greed指数を活用する
数値は100が最大、0が最小。
ポイントだけいうと
数字が極端に偏っている時にインしろ。
ということ。
例えばETFでも投信でもこの指数が小さいときに購入することで、割安時に購入しやすくなる。
逆に積立投資であっても、Fear & Greed指数が70〜80以上の時に買った分は短期的に下落しやすい。
長期で見れば上がるかもしれない。
そうだとしてもFear Greed指数が30以下の時だけ積立をする積立投資家などがいたら、結構パフォーマンスは高くなる気がする。
例えばFear & Greed指数が20以下に目星を付けていた株を買っていく。
10以下なら多くの場合で大チャンスだ。
シンプルな活用の仕方だ。
数字見て20以下なら買い。
70付近以上ならポジションを軽くする、リバランスするなどの判断をすべきだろう。
まとめ
様々な要素を1つの数値にすることで、相場の状況を客観的に見ることが出来る。
数値を見ることで割高局面で大きく買い付けをしてしまうなどの判断を予防できる。
この数値だけで機械的に売買するだけでも、一定の利益が出るだろう。
20以下の期間や80以上の期間は過去の推移を見ると短い期間となる。
よって懸念としては20以下でインするなどの戦略で投資する場合は、インのタイミングが少な過ぎるということ。
でも成功率は高いはず。
インデックス投資や投資信託の始めどきで迷ってる人は、参考に出来る指標の1つかと思う。
過去にこんな記事も書いてます。
相場のタイミングを気にせず運用するならこういうのがいい。
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