アパレル店員のインデックス投資

普通の人が必死にインデックス運用してる様子

【ETF銘柄解説 -VOO- 】米国株全体(S&P500)に分散投資するETF

f:id:pucchix3:20200328132137j:plain


自分自身でもよく売買の検討をする銘柄群を記事にすることにした。


今日はVOOに関しての記事。


ETFといえば!?


こんな質問をETF投資家にしたら一定数の人が「VOO」と回答すると思う。


それぐらい定番のETF。


適当にお金をこの銘柄に投げつけているだけで、待っていればある程度お金が増える。



過去のデータを見るとそんな銘柄。


そんな銘柄だ。


解説していく。



VOOの特徴

米国の株価指数のS&P500という指数に連動するETF。

S&P500とは米国の大型株が大部分を占めており、様々な業種に満遍なく分散投資が出来る。

世界の経済を牽引するアメリカにこの銘柄1つで満遍なく投資出来る。

運用会社は低コストな銘柄の提供で人気のバンガード社。

2010年より設定された銘柄。

経費率

0.03%

コスト0.03%は超低コストだ。

手数料は運用成績の足かせになってしまう。
このような低コストな銘柄は投資をする人に取って魅力的だ。

セクター比率

f:id:pucchix3:20200328143341p:plain

主要業種が全て組み込まれている。

テクノロジー、ヘルスケア、金融、生活必需品。。と続いていく。

今後どの業種が伸びるかもし分かるのであれば、それに偏った投資をすべきであるが全体に投資していくことが安定しやすい。

過去10年の相場を強く牽引したテクノロジー関連。
そしてジェレミーシーゲルの研究でも発表されているように、過去60年のパフォーマンスではヘルスケアセクターが一番高いリターンだったらしい。

それらの比率で全体の4割となっている。
良いバランスではないだろうか。

保有上位銘柄

f:id:pucchix3:20200328144004p:plain

マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(Google)と続いていく。

今をときめく超大型企業だ。

誰もが知っているレベルの有名企業もたくさん入っている。
そしてS&P500という指数に連動しているので、時代に合わせて常に自動的に銘柄入れ替えが行われている。


例えるのであればAKBやEXILEのようなものだ。
時が経ってトレンドや状況が変わればそれに合わせて銘柄の入れ替えを行っていく。

今が旬の銘柄に勝手に入れ替えしてくれるので、いちいちダメな銘柄を保有銘柄から自分で追い出すことを考える懸念も無い。

SBIソーシャルレンディング

パフォーマンス

2010年から運用している銘柄なので、2010年からの10年チャートを確認。

まずは折線グラフ
f:id:pucchix3:20200328144856p:plain

この10年を振り返ると中国同時株安、VIXショック、貿易摩擦などいくつかの下落があったが長期投資していればその下落すら小さなことに感じられる右肩上がりのチャート。

棒グラフも
f:id:pucchix3:20200328144900p:plain

10年中8年がプラスリターン。2年がマイナスリターン。
もはや投資はリスクとかじゃなくて、投資はリスクを減らしているといった表現が適切なのではないかと思う。

他銘柄との比較

VOOは米国株に幅広く分散投資する銘柄だ。

よく比較される銘柄で比較をしてみよう。

今回は比較するETFは複数の新興国に分散投資出来る【VWO】と全世界の国の株に投資出来る【VT】で見てみよう。

f:id:pucchix3:20200328145953p:plain

青VOO(米国)
黄VT(全世界)
赤VWO(新興国)

平均年利で見ると
VOO 12.0%
VWO 0.7%
VT 7.3%


この10年間を見ると明確に米国の経済の強さを目の当たりにしてしまう。

新興国はほとんど成長も下落も無い10年間だった。
先進国を中心に米国は株価が継続的に成長していった。

昨今米国株に投資するブームが来ているのも納得してしまうデータだ。

投資信託で投資したい場合

ここまでVOOの解説だったので、ETFでS&P500に投資した場合の解説をした。

これと同じ投資先にETFではなく投資信託で投資する場合の銘柄はコチラ。f:id:pucchix3:20200328151515p:plain
e MAXIS slim米国株式だ。



積立投資での運用を検討しているのであれば、楽天証券で楽天カード決済を用いて買付すればクレカのポイント付与もあるので普通に運用するより利回りアップが見込める。

楽天カード

楽天証券



評価

アメリカの経済の強さは僕らの生まれる前から現在までずっと強い。
株価のリターンを見ても間違いなく最強の国と言える。

米国株に投資することに対してリスクを訴える人たちの意見としては

  • 米国だけに資産が偏るのは危険

というものがある。


間違いない。

今後中国やインドを含めたアジアや南米などの国の経済が発展していき米国を追い抜かしていく可能性もある。


問題はそれがいつ来るかということだが、それが10年や20年後に来る気配は現状あまり感じない。

まだアメリカの株の成長率が高い時代が続くであろうデータが多い。

もし米国だけで不安と思うことがあれば、一部米国以外の先進国や新興国に分散投資することがいいだろう。


主軸はやはり米国でいいと思う。


過去にこんな記事も書いています。

米国以外の先進国を組み込んだ投資信託についてです。
www.pucchix3.com
www.pucchix3.com


Instagramのアカウントもやっています↓


www.instagram.com


匿名人気投票です⇩
ポチッとして頂けると、読んでもらえたってなって僕が嬉しくなります。

にほんブログ村 株ブログ 海外ETFへ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村 株ブログ 積立投資へ