投資を行う時に最初に僕は、少額から始めた。
少額投資というのは文字通り、少ない金額で投資をすることだ。
今でこそ投資で運用する金額は少しずつ増えてきているが、最初は数千円の銘柄購入などが多かった。
少額投資をやってみるといくつかのメリットを感じた。
今タイムマシンを使い投資やり始めの自分に会ったとしても少額投資を推奨するだろう。
先に言っておくが、最初は少額投資が絶対良い。
この記事では初心者への少額投資の恩恵を紹介していく。
少額投資だとお金は増えない?
投資において1万円を2万円にする難易度と1,000万円を2,000万円にする難易度は同じである。
資産配分(ポートフォリオ)においても、金額の大小によって資産運用の増減の%の大きさは変わらない。
少額であっても大金であっても同じ投資方法をすれば、金額の大小に関わらず同じ幅で増減する。
初心者は少額投資から始めるべきな理由
①実践こそが最良の勉強法
実際に投資をやってみると気づかされることが多い。
投資をやり始める時には情報収集を行う。
本を読んだり、ネットやSNSで調べたりして投資をする人が多いだろう。
いくら入念に下調べしていようと実際にやってみると、発見がたくさんある。
例えば、実際に投資していると保有銘柄がなぜ上昇したのか?下落したのか?をより真剣に考えることになる。
それを繰り返していくことでスキルは成長していく。
いくら机上で調べていたとしても、投資をしてみると自分の感情がとても邪魔をしてくることにも気付くだろう。
保有銘柄が上がると
「ホラ!上がった。」
「売った方がいいかな?」
「まだまだ上がるかもしれない。」
「まだ上がるかもしれないから買い増しもアリか?」
全ての人がこうなるわけではないがこういった感情が湧いてくるのはあるあるだ。
予め計画があったとしても投資をしていると数多くの誘惑に苛まれる。
そういったもののコントロールを学ぶ意味でも少額から投資を始めて、慣れていくことを推奨する。
始めから資産の大部分で全力投球していくと、初心者の段階から冷静な判断をしていくのはそう簡単ではないだろう。
②失敗してもやり直せる
初心者でもそうでなくても投資に失敗はつきものだ。
相場はプロのアナリストでも予想を外しまくる。
完璧に予想するのは無理に近いレベルなのだ。
安定した資産運用を確立するまでは少額でリスクに備えることが大事だ。
いつリーマンショックのような大暴落が来るのかは、誰にも分からない。
いくら自信のある投資方法を実践しているとしても、投資に下落は付き物。
大きな金額を下落で減らしてしまい投資を続けることが困難になるよりも、投資のスキルを蓄積しながら少額でも継続していくことが長期的な資産形成に繋がる。
自分の運用に慣れて来るまでは、少額と感じる金額の中での資産運用に留めるべきだ。
③負担が少ない
ここでの負担とは精神的な負担と金銭的な負担の2つがある。
大金を投資していると相場の変動が気になるはずでしょうし、冷静な判断が難しくなるかもしれない。
月収が20〜30万円程度の人が100万円などを投資していると大体最初は気になってしょうがないものだ。
多少の下落でも10万円などが無くなってしまう。早すぎる損切りなどをしたくなるだろう。
少額投資であれば、冷静に判断できる可能性が格段に上がる。
少額投資にも懸念はある
少額投資はリスク低下としてメリットが多い。
デメリットについて考える。
①少額であるほどリターンが小さい
言葉の通りで、少額であるほどリターンは小さくなる。
10%値上りする相場だとして
100万円だと110万円。
10万円だと11万円。
となる。
自分が投資で資産形成する金額のゴールなどがある場合、少額であることがゴールを遠ざけることにもなり得る。
しかしながら少額投資は投資の練習みたいな要素が大きいと思うので、リターンが小さくても目的が経験というところにあるはずなのでそこに注目して欲しい。
②コストが割高になることがある
ここに関しては投資の種類による。
例えばETFを買い付けする際には購入金額によって手数料が変動する。
少額だと手数料は割高となり、金額が大きくなると手数料は割安となる。
手数料が売買金額の影響を受けない投資もあるので、一概には言えない。
多くの投資信託では手数料は購入代金の◯%のような設定であり、金額が関係ないことが多い。
投資において手数料は自分の工夫次第で割安にできることが多いので、割安にしていきたいものだ。
③少額だからといって軽視しかねない
少額だと大金を運用している時より、ストレスが減る。
同時に少額だからといって、軽んじてしまうこともある。
勉強代として割り切ることもあるが、深く考えないまま投資をしてしまう人も出て来る。
もちろん少額だからこそ勉強としてやるというのは、いいことである。
少額であろうともリスク管理として少額にしていることだけで、運用に関しては金額に関係なく真剣に取り組むべきだ。
少額投資とは具体的にどれほどの金額か?
ここまでに少額投資について僕の考えを書いていったが、具体的に少額投資とはどれほどの金額を指すのだろうか?
金銭感覚は人によって異なる。
1万円を少額という人もいれば、30万円で少額という人もいる。
僕の運用スタイルは積立投資だ。
積立投資において僕が少額と考えられる金額は「月々に貯金出来る金額より小さい金額」と考えている。
感覚的にはこれが上限だ。
毎月5万円貯金出来る人であれば、それ以下の金額で投資することだ。
それが¥5,000であれば、それを目安にするといい。
それぐらいにしておけば、投資で損失を受けても生活に影響を及ぼす可能性はとても低い。
デイトレなどの短期投資の場合異なる目安があるかもしれないが、短期的に2~3割減っても生活に影響を及ぼさない程度の金額を上限にすべきだ。
少額投資は勉強や経験として多大なメリットがある。
今の時代投資信託などは、100円単位で投資出来る。
クレジットカードのポイントだけでも資産運用が出来る。
そういったもので資産運用を経験するだけでも、資産運用に関しては大きな一歩となる。
楽天証券のポイント投資などは有名だが、検討してみてはどうだろうか?
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